ホームページの検索順位を上げましょう!
2007年インターネット白書によれば、
●日本国内でインターネットを利用する人口は約8,200万人(10年前が571万人)
●検索エンジンを利用する人は98%(ヤフー 53.9%, Google 32.7%)
今では当然のことだと思われているでしょうが、Yahoo!やGoogleをつかってホームページを探すという行為が98%ということは、やはりホームページ(以下HP)はYahoo!やGoogleで検索された後に1~2ページ以内に入らないと、なかなか見てくれないということになりますよね。
このことは、電話での勧誘セールスで聞いたことありませんか?
「私どもはSEO会社で、御社のHPを上位表示いたします。・・・・」
また、パソコンに詳しい友人から同じようなセリフを聞いたことがあるのではないでしょうか。
よく受ける相談は、
- 「上位表示させるのってどれだけお金がかかるの?」
- 「どういうしくみになっているの?」
の2つです。
皆さん、何かしらお金はかかると認識してくれるようになりました。
ひと昔まではそういう認識をしていただけなかったので苦労も多かったですが、今は認識はしてもらったものの、やはり「金額が高い」という新たな問題が発生しています。
なので、皆さんはしくみを知りたがりますし、しくみを理解すれば、どうやって上位表示にあがるのかが分かる! そして、業者に任せずに自分でできる!安く済む!こう思われると思います。
その通りです。自分でもできることが色々あります。
HPを実際に更新できない人、つまり知人や業者に依頼している人にとっても有効な話に仕立てました。「HPに触れないけど、知るべきことが沢山ありそう!」そう思っている方も多いと思います。
【上位検索のツボ5つ】ヤフーやGoogleは点数制で評価されていることを意識!
あなたのHPが優秀かどうかの評価は、人的に評価対応しているわけでなく、コンピューターがHPを解析し、そして評価基準となる多くのチェック項目に照らし合わせ点数をつけています。この判断をするコンピューターを「検索ロボット」または「検索エンジン」といいます。
評価される基本的なことは、
- (1)利用者視点で良いページをプラス評価する
- (2)不自然さ(人工的感)をマイナス評価する
ということです。これらが基本となって、評価項目は100以上に渡る細かな内容です。
「だとすれば、チェック項目の1つ1つを整えていけばOKなんだ!」と思われるでしょうが、そのチェック項目1つとっても、簡単なようで難しいことです。
たとえば、(1)の考え方で、「やはり地元の人に見てもらうために、“新神戸”にあることを伝えると利用者にとって良い」と思い、HPで“新神戸”という単語を多く使ってしまったとしましょう。
まったく悪意もなく、自分では、ごく自然に作った文章であっても、検索エンジンは、「このページは“新神戸”という単語が多く使いすぎている。不自然だ!」という判断をするかもしれないのです。
何をもって不自然なのか、判断の程度がどれぐらいなのかを知ることが肝心です。
しかし、このチェック項目の内容、その判断の程度というのは公開されていないのです。だから難しいのです。
例にあげた項目は、「特定キーワードの頻度」というものですが、これらチェック項目が100以上もあり、しかも、その採点配分がそれぞれ異なっているので、評価を上げようと思っても一筋縄ではいかないのです。
こういった感じでさまざまなチェック項目があるわけですが、重要なことは、やはり最低限のチェック項目を知り、自分のHPがそのチェック項目ではどうなっているのかを、一度振り返ることだと考えています。
(ツボ1)正しい言語で書く (HTML , W3C準拠)
HPの世界にはHTMLという言語があります。
日本語でも方言や時代よって言葉が若干違うように、HTMLにも時代に応じた使い方、記述の仕方をしなくてはなりません。
この時代のサイクルが、人間の使う言語とは大きく違い、数年単位で大きく変化しています。言語では江戸時代と現代という感覚ですが、インターネットでは、数年単位ですから困ったものです。制作をする側にとっても悩みの種なのです。
(ツボ2)タイトルが肝心!
HPを見る画面(ブラウザといいます)の最上部(濃い青い部分)にHPの タイトルや説明が記述されていますが、ここがとても重要です。特に、検索エンジンにとっては非常に重要となります。
色々なHPを見ると、未だに会社名だけをタイトルにしているところが多いです。
もったいないです! ここで記述される文字は、検索サイトで入力されるキーワードとマッチングするかどうか対象になっているからです。
つまり、○○○というキーワードでもって検索サイトで見つけて欲しいならば、○○○というキーワードをここに記述しなければなりません。
ただ、文字制限があり、およそ全角で20~30文字(半角で50文字)以内が検索エンジンからの評価が高いようなので、多くのキーワードを入れることができません。
また、優先されるキーワードは文章の前に持って来なければなりません。
わずか25文字程度の文章を考えるのに一苦労します。
また、画面上のタイトルだけでなく、HP内容に記しているタイトルも同じぐらい重要です。タイトルが文字を使わず画像だけになっていないかがも大きなポイントです。
タイトルを画像にする場合は、記述時にその画像のコメントを書く欄があります。(ALTタグ)検索エンジンは画像がどういうものか見ることができませんから、そのコメント文字を見ます。
意外とこのコメント文字を重視していない人が多いです。
コメント文字を入れなくても、“HPを見る側には何も問題ない!”というのが問題なのでしょう。
そして、最も多いのは、HPの言語としては「タイトルはこういうふうに書きなさい」
という決まりがあるのに(これをH1タグ、H2タグとか言います)そのようになっていないことです。
“文字を大きくして太くすればタイトルになる”見栄えはそれでOKであっても、検索エンジンにとってはタイトルとして認識しないので評価は低いですよね。
(ツボ3)メタタグとよばれる、外からは見えない箇所の記述が肝心!
HPを見るのにブラウザ("e"のアイコンInternet Explorerなど)を使いますが、このソフトでは見えない箇所があります。
見る側にはどうでもいい箇所なので隠されていますが、検索エンジンにとっては大事な箇所なので、ここを疎かにしてしまうと大変なことになります。
検索サイトの使い方は、ほとんどが単語を1つ2つ入れてクリックしますよね。
単語=キーワードとして、検索エンジンは利用者が欲しているサイトと合致するものをリストアップして表示しなければならないので、見せる側は必ずその合致するキーワードを記述しないと駄目なのです。ここは(ツボ2)と理屈は同様です。
メタタグがどう記述されているかは、ブラウザの表示のメニュー中に「ページのソース」という項目があります。ここを表示してください。アルファベットと日本語が沢山並んだ画面になります。そして<meta xxxx>と記述されたところを探してください。表示された画面の上のほうにあります。どうなっていますか?
また、自分のHPだけでなく、他のホームページも同様に「ページのソース」を見て比較してください。
どのように指定したらいいのかわかると思います。
タイトルは、自然に決まった文章になりますが、ここで決めるキーワードはかなり考える必要があります。少し難しいですが、ゆっくり考えてください。
また、この箇所はHPを作った最初だけ必要なことではありません。
意外と変更しなければならない箇所です。
大事なことなので具体的に説明します。
利用者は知りたいHP、たとえば、神戸で美味しいシュークリームを探すときに、必ず「神戸 シュークリーム」と単語を入れますよね。
そこでもし、あなたがケーキ屋さんだとして他に負けないシュークリームが完成したとしましょう。ケーキ屋さんとして既にHPがあり、そのHPを作ってくれた人は、ちゃんと「ケーキ」「洋菓子」「神戸」などをキーワードとして対応していたとしましょう。
シュークリームが完成したので、当然ながら商品のページを増やしますが、それだけでは不足なのです。HP全体に「シュークリーム」というキーワードを、このメタタグに設定しないとダメなのです。
検索エンジンが、あなたのHPの中を十分に理解すれば「シュークリーム」という単語を見つけてくれるでしょうが、それでは遅いのです。
メタタグという箇所に設定していれば、検索エンジンは「あぁ、このHPはこういうキーワードで訴えたいHPなんだな」という判断をするのです。
(ツボ4)どこの世界でも「経歴」は大事になります。「被リンク」という関係を強化!
HPの世界でも、「ここは長年やっているな」という観点がプラスに繋がります。
とくにGoogleよりもYahoo!はその傾向が強いらしいのです。
しかし、経歴はHPが開設された年数だけでありません。
人間でも同じですが、たとえば、会社の中途採用のケースと同じです。
社会経験年数の長短だけでなく、採用しようとしている人がどのような交流関係を持っているかという観点や、その人が得意とする分野のことをどれほど語れる人なのかという観点です。
前者の話は、HPでは「被リンクの重要性」となります。
後者の話は、ページ数、文章のボリューム、専門用語など関連性の高いキーワード使用の重要性ということになります。後者の話は、インターネット独自の問題ではないので説明は割愛します。
前者の「被リンク」を充実させてください。
まず、誰でもできることは友人や取引先、仕事仲間などのHPやブログから自分のHPに飛んでこれるよう、リンクの依頼をすることです。
このことを意識し、少しずつでも増やしていくことが肝心です。
(ツボ5)上位表示は広告費として捕らえること。手っ取り早いのはリスティング広告
ひと昔は、クリック広告と呼ばれていましたが、一般でもリスティング広告と呼ばれるようになりました。Yahoo!やGoogleの上位表示と同時に、表示の右部分、もしくは表示トップに掲載させてくれるものです。
ここの掲載費用は従来のひと月○○円というカタチではなく、1回クリックされたら数円という変動的な費用体系なのです。
有名なリスティング広告は、アドワーズとオーバーチュアの2社です。
アドワーズに契約すると、Googleの検索サイトの上位表示に掲載され、オーバーチュアと契約すると、Yahoo!の上位表示に掲載されます。
普通に上位表示の対策を図っても(つまりSEO対策を実施しても)効果が現れるのに数ヶ月かかります。それに、対してリスティング広告は契約と同時に表示されるので、即効性があります。気になる費用ですが、平均的に月2万円程度(ただし、初期費用がそれぞれの環境に応じて数万円かかります)です。
詳しく話しすると、リスティング広告会社にあらかじめお金を預けます。
5万円を預けたとしましょう。そして、特定のキーワードで1回クリックされる毎に10円引かれるという設定したとします。
そうすると、50,000÷10 = 5000回のクリックを検索サイトで見た利用者が行うと、プールされたお金が0円になるしくみです。
5000回がどれだけの日数で達成するのかは、設定されたキーワードなどによって変わります。少し話しがそれますが、5000回クリックされて(正確にいうと何人の訪問者が来て)資料請求や購買に繋がった回数割合をコンバージョン率といいます。
だいたい5%あれば良いと言われています。
以上、ざっと5つのツボを申し上げましたが、細かいことを言えばたくさんあります。
また、この情報分野は時代の流れが早いですから、上記以外のチェック項目のほうが有効になったり、また気をつけなければならないマイナス評価の項目が出現したりします。
ただひとつ言えることは、検索エンジンは、より人間の判断に近くなるように人工知能のような判断ができるようになることを目指しているはずです。検索エンジンを使うのは人間ですから、その人間の思いどおりにならなくてはならないからです。
となると、結果は自ずとこうなります。
「あなたのHPが検索エンジンにとって良いと判断される基準は、実際にお店や会社を立ち上げ、看板やチラシ・商品案内パンフレットなどで使う言葉を洗練して、見やすく、わかりやすく工夫するのと同じことになる」
ということです。
ただ、インターネットという世界にしかない独自のことがいくつかありますので、その点のみを重視し、ツボとしてお話しました。
紙面広告もインターネット広告も基本的には、言葉の「使い方」と「伝え方」だと思います。
そして、そのことを本当に理解するのには、何度か経験を重ねなければ難しいと思います。
広告は営業マンだと思います。
あなたの営業マン、”チラシくん”、”雑誌広告くん”、”ホームページくん”をしっかり育ててくださいね。
| 講師プロフィール |
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| 松尾和馬 |
| プログラマー・システムエンジニア技師として富士通関連の会社に勤務、のち知人と会社設立、会社役員として数年経験したのち独立する。 中小企業の情報分野の顧問サービスを展開、またカラー関係分野に携わり個人自営業としての経営・営業・広報の相談ごとを多く受ける。 資格としてはシステムアドミニストレーターを所持。 また、家族の経営する会社の経理業務を大学在学中に携わったため、資格はないが簿記・経理には精通。 新事業など情報戦略のセミナー講師、パソコン講師の経験豊富。 山口県出身 神戸市在住 昭和42年生まれ 趣味は音楽 |
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