カラー用語辞典(色彩検定)
十二単(じゅうにひとえ)
平安時代(10世紀頃)に始まった女性貴族の正装の事です。正式には五衣唐衣装とも女房装束ともいわれ何枚もの衣装を重ねて身につけました。実際に十二枚衣装を重ねていたわけではないので造語ではあります。
十二単と言う言葉が初めて表れたのは『源平盛衰記』(1250年頃)の中で「弥生の末の事なれば、藤がさねの十二単の御衣を召され」と書かれていた時のようです。
十二単は春用、夏用、秋用、冬用と季節ごとに対応する色目と年間を通じて着用できる色目があり、重さはおよそ20キロであったと言われています。
現在では皇室、皇族の方のご成婚の際に妃殿下が十二単を着装されています。
(カラースタジオWac/押田 博子)
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