江戸時代に特に発令された贅沢を取り締まる法令のことを奢侈禁止令といいます。
奢侈禁止令では、庶民は麻や木綿、紬などの素材に限り着用が認められ、高級な絹などの素材は禁止されていました。さらに、贅沢な装飾も禁止され、色にも制限があり鮮やかな色は身に付けることが許されませんでした。
そんな中で、着物の裏地など隠された部分に鮮やかな色を使用しおしゃれを楽しんだり、茶色やねずみ色は使用できたので、四十八茶百ねずといわれるほど沢山の茶色やねずみ色が誕生し、独特な庶民文化が現れました。
(カラースタジオWac/押田 博子)