| 象牙色【JIS】 |
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SACカラーコーディネーターサークル
伊藤さつき
英語での色名は「アイヴォリー」です。
「アイヴォリー」という色名が登場したのは1385年とかなり古いのですが
「象牙色」が知られるようになったのは近代(戦前)になってからです。
英語アイヴォリーの訳語として学者、作家などの知識人が好んで「象牙色」を用いました。
それまで日本の伝統色名には、この色を表す名称がなかったのですね。
もっとも、近代まで日本人が象を知らなかったわけではありません。
象が初めて日本に渡来したのは、応永15年(1408年)。
近世(江戸時代)には、象牙を用いた印鑑、根つけなどの象牙細工の工芸品もありました。
JIS系統色名は「黄みのうすい灰色」
「象牙色」=「アイヴォリー」は、象牙そのものの色を表す色名です。
これを磨いて加工すると「アイヴォリーホワイト」になります。
私たちが目にする機会が多いのは、むしろこちらの「アイヴォリーホワイト」のほうかもしれません。(※1)
(※1)福田邦夫“決定版色の名前507”,主婦の友社,2008,(ISBN978-4-07-248540-8)/フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)