色名辞典(色名の意味や解説)

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柳鼠

柳鼠は柳の緑をおびた鼠の意味で、緑みのうすい灰色です。

江戸時代の染色指南書「手鑑模様節用」の色譜には「柳ねずみ。俗に豆がら茶」と記されおり、「豆がら茶」は、大豆の茎から来た名といいます。このように、一つの色が茶と鼠の二種で呼ばれるのは、柳鼠の色調が微妙な破調色(低彩度色)だからだと考えられます。

また「染物早指南」に記載の四十六種の染色中、鼠系統は十五種ありました。

江戸時代では破調の色は「何々茶」と「何々鼠」の二系統に呼び分けられていました。


参考文献