色名辞典(色名の意味や解説)

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根岸色

渋みが粋とされた江戸の中期以後、鼠色が流行し、茶の色相を兼ねた壁土が盛んに使われるようになりました。

根岸というのは、山や丘などふもとに沿った地域のことで、良質の壁土が採取される場所となっていました。この地名の同類はあちこちにありますが、この砂壁の材料とされる壁砂産地として有名だったのが、東京台東区の上野公園の北東部の根岸でした。

ここは鶯の里としても知られており、江戸の文人墨客が住んでいました。今では、JRの鴬谷という駅名に名残りがあります。


参考文献