| 柿色【JIS】 |
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東京カラーズ
桜井 輝子
良く熟した柿の実のような、赤みを帯びた橙色のことを柿色と呼びます。
平安時代から使われている古い色名ですが、色名として一般的になったのは室町時代に入ってからのようです。
江戸時代になると、同じく熟した柿の実の色を「照柿(てりがき)」と呼ぶようになりました。木の上で完熟した柿の実が秋の夕陽に照らされている様子を思わせる、ユニークな色名です。この照柿という色名の登場に伴い、「柿色」は柿の渋で染めた茶色(柿渋色)を意味する言葉になりました。
現在、日本伝統色としての柿色といえば、平安・室町時代のような「赤みを帯びた橙色」と解釈するのが一般的になっています。