色名辞典(色名の意味や解説)

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一斤染

紅花一斤で絹一疋(2反)を染めた色のことで、薄い橙色です。

平安時代に濃い紅色は高価な紅花をたくさん使うので、一部の貴族しか使えない禁色でした。一斤染は600gしか使用しないので、ゆるし色でもあったそうです。

「これ以上ベニバナを使ってはいけない」という目安にもなったようですが、鮮やかな紅色にあこがれ、薄い色でもよいから紅色を着たいという一般の人も多かったのでしょうね。

源氏物語などには、華やかで優雅な色の着物がでてきますが、庶民の服は地味で、現在のアースカラーのような感じでしょうか?のぞいてみたいですね。


【参考文献1】新版 色の手帖,永田泰弘,ISBN4-09-504002-5,小学館辞典編集部

【参考文献2】決定版 色の名前507,ISBN978-07-248540-8,福田邦夫,主婦の友社


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