色名辞典(色名の意味や解説)

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菖蒲色【JIS】

菖蒲を「あやめ」と読めばアヤメ科、「しょうぶ」と読めばサトイモ科の植物をさします。

万葉の頃から、歌や物語、行事記などに「菖蒲」「あやめ」と書かれているものはサトイモ科の「菖蒲」で、それが「しょうぶ」と発音されるようになったのは、中世の終わりか江戸も半ば頃と考えられています。

江戸時代にはあやめはその呼び名も美しいことから、あやめの読み方や色として選ばれるようになりました。江戸後期の手鑑模様節用には、紫系の染色で「藍がかちたるを桔梗といい、赤みがちたるを菖蒲(あやめ)といふ」と説明されています。


参考文献