日本の伝統色の意味や由来・色の名前・和名

 

葡萄色(えびいろ)

葡萄色はやや紫を帯びた暗い赤で、葡萄は現代では「ぶどう」と読むのが一般的ですが、古くは「えび」と読み、また山葡萄のことを「えびかずら」と読んでいました。

天武天皇14年(686年)の位色に深・浅の葡萄色が見られることから、古代から格式の高い伝統色として用いられ、王朝文学にも葡萄色の装束はよく登場します。

江戸時代を迎えると「海老」と混同されるようになり、長い間「えびいろ」と読まれていた葡萄色は、江戸時代中期から「ぶどういろ」と呼ばれるようになりました。


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参考文献

解説監修チーム